東京都から一番近い離島、伊豆大島。Hanako Laboの華さんが石鹸作りをはじめて巡り合い、現在も愛用し続ける「玉締め椿油」を巡る、伊豆大島リトリートプランです。
はじめに
忙しなく過ごす日々。
ゆっくりと流れる時間を作る旅にでかけませんか。
100年働き続ける道具と、
3代にわたって付き合ってきた職人さん。
実際に自分で絞る椿油と、
そのオイルで作る石鹸&リップクリーム。
大自然の中で、日本の伝統「椿油」を
五感で感じる旅へ。
リトリートプラン
リトリート内容
【日時】2025年 4月12日(土)、13日(日)
【場所】東京都 伊豆大島
【集合】10時30分 伊豆大島 出帆港(当日決定)
※前乗りで行きたい、調布飛行場で行きたい…などできるよう現地の港を集合場所としました。
いらっしゃる方法は何種類かありますので後ほどご案内いたしますね。
【宿泊】グリーンホテルたかた(https://greenhotel-oshima.com/)
※今回のメインである高田製油所さんの運営する、広大な椿園をもつホテルです。
ご厚意により当日はHanako Labo貸切として、施設内でワークショップを行います。
【参加費】38,000円 1泊3食付(1日目の夕食・2日目の朝食・昼食)
※宿泊費・ワークショップ費用(石鹸作り・椿油絞り体験の両方)・移動料金等含む
【お土産】
・高田製油所の椿油で作った石鹸&リップクリーム
・もし生えていればホテルの敷地内に生えるタケノコも…?
【各自お支払いいただくもの】
・港までの交通費
・1日目の昼食(お店へご案内します)
【お食事内容】
1日目昼:島内飲食店へご案内(実費)
1日目夕:高田製油所の椿油を使った椿フォンデュ
2日目朝:グリーンホテルたかたにて
2日目昼:22ヘクタールの国内最大規模の大島公園にて、カメリアポークを使ったサンドイッチを作るピクニックランチ
【お申し込み】
大島公園、つばき資料館から見える公園の様子。
スケジュール
4/12(土) | |
9:00 | 久里浜港集合 |
9:30 | 乗船開始 |
10:30 | 伊豆大島着 |
10:50 | 高田製油所見学 |
13:00 | ランチ |
14:00 | ふるさと体験館にて椿油絞り体験 |
16:00 | ホテルへ移動、絞った椿油で 石鹸&リップクリームワークショップ |
18:30 | 夕食(高田製油所の椿フォンデュ) |
4/13(日) | |
7:30 | 朝食 |
8:30 | たけのこがあればたけのこ掘り |
10:00 | チェックアウト |
10:20 | 椿資料館見学 |
12:00 | 大島公園の芝生でランチ(サンドイッチ持参) |
13:00 | 港に到着。お土産など |
14:30 | 出航 |
15:30 | 久里浜着、解散 |
ワークショップ1:椿油絞り体験
島にあるふるさと体験館にて、椿の実を選定して油を絞るところまで行えます。
小さな木の実がどうやって黄金色のオイルになっていくのか、昔ながらの製法で当時の人がどう油を作ったのか体験していただきます。
ここで絞った油は、搾りたてのうちに華さんワークショップで石鹸作りに使いたいと思います。(足りない分は高田製油所さんの椿油となります。)
ワークショップ2:椿油の石鹸&リップクリーム作り
絞った油と高田製油所さんの椿油で作る石鹸とリップクリームのワークショップです。
配合と書くためだけに入れるのはではなく、本当に効果が実感できる石鹸を作るには、椿油を半分以上使用したリッチなものが一番!(華さん談)プロの配合のもと、一番効果の実感できる椿油石鹸&リップクリームを作ります。
港までの交通手段
伊豆大島へ行く方法はいくつかあります。
- 神奈川 久里浜港からジェット船で1時間(6,410円)
※華さん・スタッフはこちらの船を利用します。お申し込み時に乗る船をお伝えします。 - 東京 竹芝桟橋からジェット船で1時間45分(9,650円)
- 東京 調布飛行場から小型飛行機で45分(13,800円)
※飛行場から港までタクシーかバスをご利用いただく形となります。 - 神奈川 横浜港から大型客船で6時間30分(5,800円〜16,240円)
※早朝6時ごろに大島に到着します。
1の久里浜を選んでいただくのがスムーズかと思いますが、他の方法でも当日タクシーかバスで集合場所の港に来ていただければ問題ありません。帰りの船便もお申し込み後改めて連絡しますね。
【お申し込み】
こちらのボタンよりお申し込みください。
案内人:Hanako Labo 山口華子
20年の資生堂研究実績を持つ専門家が行き着いたオイル
「どんなオイルが一番いいんですか?」
そう生徒さんに聞かれた時に答えるのは、残念ながら「ホホバオイル」でした。
なぜ椿油ではないのか?それは椿油と一口にいってもとにかく様々で、生徒さんがうっかり低品質の椿油を買ってしまう可能性があるからなんです。本当なら、日本人女性に一番合うのは日本で作られた油です。日本の女性を一番美しく、健やかにしてくれるのは「本当に良い椿油」。そう答えることができるようになったのは、高田製油所さんに出会ってからでした。
生徒さんならもうすっかりご存知の「高田製油所」。
今回は私が本当に胸を張っておすすめできるオイルの旅へご案内します。
ー来歴ー
(株)資生堂に20年勤め香料と成分分析に携わり、その後国内海外ブランド化粧品を取り扱うOEMで働く。
現在は独立して逗子・葉山を拠点としてアロマに関する講座を開き、日々「人生を豊かにする香り」を探求。
日々忙しく頑張っていて余裕がない人にこそ、生まれてくる新しい感情を味わってもらいたい。目の前の人に嬉しい変化を起こしたい。
アロマと親和性の高い手作り石けんは驚きの使い心地だけでなく、心も潤うようになる。「恋する石けん®︎」は地方からもオンライン受講される人気講座となっている。
高田製油所って?
歴史と感性に、結果がついてきた
高田製油所は、大正時代から続く昔ながらの「玉締め製法」を行う製油所です。
今はもうほとんど使われていない製法です。約100年もの間稼動している圧搾機を使って昔ながらの製法を続けているのは、成分解析なんてなかった時代からずっと、島の人々が「この黄金色の油には力がある」と感じていたからかもしれません。
玉締めしぼりは、ほどほどの圧力でゆっくり搾るため、風味や成分が損なうことなく良質の部分のみを搾りとることができます。さらにそれを紙のフィルターでじっくりとやさしく濾すことにより、純度100%の三原椿油が出来上がります。大量生産には向かない手間のかかる製法ですが、だからこそ、肌にも髪にもそして料理にも自信を持ってお使いいただける品質の高い純粋な椿油ができるのです。
引用:https://www.tsubaki-abura.com/
実際、玉締め製法は椿の実を殻ごと粉砕して蒸して絞るため、通常の精製油よりも殻についた栄養素、主にサポニンという石鹸にかかせない成分が多いことがわかってきました。
今回HanakoLabo華さんが高田製油所にいきついたのも、そのまっすぐでひたむきな製法と、余計なにごりのない成分があったから。
リトリートプランでは、製油所を実際に見せて生きただき、社長であり一人きりの職人でもある高田さんにお話を聞かせていただきます。
↑高田製油所の社長であり職人である高田義土さんとHanakoLabo 華さん。下見見学で4時間しか大島に滞在できなかったのですが、3時間お二人で話し込む盛り上がりに!
椿の島 伊豆大島
伊豆大島は、東京都 伊豆諸島の中にある島の一つです。
島内に信号は二箇所。コンビニなどはもちろんなく、夜7時を過ぎると個人商店も閉店する、東京都とは思えないような田舎の風情ある離島です。
しかし、伊豆大島はそれだけではありません。
- 常に最高水準の水質を保つ海
- 御神火様と崇められる活火山
- 日本唯一の砂漠
- 22ヘクタールの国内最大自然公園
- 島内に国際優秀椿園が3箇所ある
- 明治大正の町並みを残している区画がある
これらの魅力を一つの島にぎゅっと抱えこんでいる場所は他にないのではないでしょうか。
そんな中でも、椿は特別な意味のある花となっています。
椿に呼ばれる2日間
伊豆大島は、島内に300万本の椿が自生しているといわれる「椿の島」です。
同じ椿の島としては五島列島なんかがあるのですが、数ある椿の島の中で、なぜ伊豆大島に「縁」があったのでしょう。
伊豆大島は明治から昭和初期にかけて賑わい、与謝野鉄幹・晶子夫妻、大町桂月、林芙美子、幸田露伴、土田耕平など、さまざまな文人墨客が執筆に訪れて、島の様子を芸術として表現しました。
「大成したければ大島を描け」とまで言われた時期があった伊豆大島。その中には必ず椿があります。今まで多くのクリエイターが文字や絵で表現してきた椿の花は、島の椿を更に美しくしてきたに違いありません。
伊豆大島は「クリエイターを呼ぶ椿」の島なんです。
華さんも、もしかしかたら大島の椿に「香りで私を表現して!」と呼ばれた一人なのかもしれません。
そして、この旅に訪れる方にもきっと、椿が語りかけてくれるはずです。
洋画家・和田三造について友人の記録
「三造君は、巴里に来ても大島の美を説いた。世界の都の巴里の街も、君にとってはびょうたる相模洋の椿の木陰の寂かさには及ぶべくもないように見えた。「早く日本に帰って大島へ行きたいな」とは度々君の巴里で漏らす嘆声であった」
みなさまのお越しを、華さんと、椿油と、そして椿の花がお待ちしております。
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